煩わしい作業から解放!ブラウザのキャッシュを強制的にクリアする方法。

WEB制作をしていて、ブラウザキャッシュのせいで、何度も時間を無駄にしました・・・

  • あれ?CSS更新したのに、適用されていない
  • 画像差し替えたのに、差し替えた画像が反映してない
  • CSSアニメーションの動きが安定しないけど、なんで???

こういったときは、だいたい原因がブラウザのキャッシュにあるものです。

ブラウザのキャッシュに振り回されないためにも、対策をしておきたいと思います。

ということで、私がブラウザキャッシュに悩まされてたときに調べて、今でも使っている方法を紹介したいと思います。

【結論】クロームなら拡張機能、それ以外のブラウザならショートカットが楽!

結論から言うと、クロームを使っているのなら、これから紹介する「拡張機能」を使用した方が圧倒的に楽で、間違いもありません。

ただ、拡張機能はクロームでしか使えないので、他のブラウザで表示確認を行うのであれば、ショートカットを覚えておくことも必要になってきます。

ショートカットでブラウザのキャッシュをクリアしてみる。

ブラウザのキャッシュをクリアする方法は、いくつかあります。
正規?の方法でおこなうとすれば、設定を開いて、プライバシーから〜って感じだと思います。
ただ、製作中に設定を開いてなんて、とてもじゃないけどやってられない!
なので、簡単に行える方法として、ショートカットを利用する方法があります。
ショートカットを利用すれば、操作が楽になるので、覚えておいて損はないと思います。

ブラウザごとのキャッシュクリア方法一覧

ブラウザMacWindows
Chrome[Shift]+[cmd]+[R][Ctrl]+[Shift]+[Delete]
Safari[cmd]+[R]
Firefox[Shift]+[cmd]+[R][Ctrl]+[Shift]+[R]
edge[Shift]+[cmd]+[R][Ctrl]+[Shift]+[Delete]

以下に補足など、記載しておきます。

Chromeのキャッシュクリア

  • Mac:[Shift]+[cmd]+[R]
  • Win:[Ctrl]+[Shift]+[Delete]

WEB制作をしていると1番使うブラウザです。
WEB製作者以外の人も、使っている方は多いんじゃないでしょうか。
なんといってもシェア率64%ですからね!

Safariのキャッシュクリア

  • Mac:[cmd]+[R]

Safariは、Windowsでもインストールすれば使用することができますが、Appleは2012年にWindows用のSafariの開発をやめてしまいました。なので、インストールしない方がいいと思います。
というか、10年以上前に開発終了してたら、キャッシュどうこうよりも、今のWEBサイトは正しく表示されないと思いますが・・・。

Firefoxのキャッシュクリア

  • Mac:[Shift]+[cmd]+[R]
  • Win:[Ctrl]+[Shift]+[R]

シェア的にいうと、7%くらいなので、あまり使っている人は少ないかな?

edgeのキャッシュクリア

  • Mac:[Shift]+[cmd]+[R]
  • Win:[Ctrl]+[Shift]+[Delete]

edgeもWEB制作では、必ずチェックするブラウザなので、ショートカットは覚えておくと重宝します。

検証ツールの機能を使って、ブラウザキャッシュをしてみる。

ショートカットを覚えられる人は、全然必要ないことなのですが、すべてのブラウザのショートカットを覚えるのは、結構大変ですよね。
ショートカットを適当に使って、よく分からないコマンドが発動してしまって、設定が変わっても面倒です。

そんなときは、ブラウザ共通のキャッシュのクリア方法を覚えておきましょう。

共通のキャッシュクリア方法「検証ツール」を使う。

ブラウザ共通の機能といえば、検証ツール(ブラウザによって名前は違います)です。
検証ツールの中に、ブラウザのキャッシュをためない方法があります。
設定さえすれば、キャッシュが貯まらないので、ショートカットを使ったりして、更新する必要はなくなります。

以下、手順です。

  1. 検証ツールを開く
  2. 「>>」のアイコンから、ネットワークを選択。
  3. キャッシュの無効化にチェックを入れる。
ブラウザのキャッシュクリアの方法(検証ツールの設定)

たったこれだけです。
特に設定も必要なく、ショートカットのように覚えていなくてもいいです!
これで、強制的にキャッシュをクリアしてくれます。

検証ツールにはデメリットがあった。

一見便利そうな検証ツールを活用したキャッシュのクリアですが、デメリットがありました。

  1. 動作がかなり重くなる。
  2. 検証ツールを閉じると無効になる。

まず、動作がかなり重くなります・・・ショートカットの動作と違って、体感できるほど重くなります。

そして、もう一つのデメリットが検証ツールを閉じてしまうと無効になってしまう。ということです。
あとは、その都度開いて設定しておかないといけないので、面倒だったりもします。

ブラウザのタブを新しく開くたびに、検証ツールの設定を変えないといけないので、それはそれで手間がかかります。

拡張機能を使って、ブラウザキャッシュをクリアしてみる。

検証ツールのデメリットが大きかったので、ショートカットは覚えた方がよさそうでした。
でも、普段使っているブラウザ(特にChrome)くらいは、ショートカットよりもっと楽な方法で、ブラウザキャッシュがたまらないようにしておきたい!

ということで、さらに調べていくと、クロームの拡張機能で便利そうなのを発見しましたので、ご紹介します。

実施、私はこの拡張機能を今でも愛用しています。

Chrome拡張機能を導入してみた。

調べてみるといくつかありますが、私が試した中で1番シンプルで、使い勝手が良かったものを載せておきます。

Classic Cache

使い方は、簡単です。

  1. 拡張機能をダウンロード
  2. ブラウザの右上に「固定」
  3. 固定したアイコンをクリックしてONにする。

追加した状態がこちら!

Google拡張機能の設定画面1

クリックして、オンに!

Google拡張機能の設定画面2

これだけです!ここがONになっているときは、ブラウザのキャッシュを強制的にクリアしてくれます。

ブラウザを閉じたりすると、OFFになるときがありますが、ツールバーに固定しておけば「ON・OFF」の切り替えも簡単に行えます。
検証機能のように、開いて、項目を移動して、チェック入れて〜て手間もありません。
あとは、タブを複数開いていても、全てのタブへ機能が効いているので設定する手間もありません。

まとめ

製作中は、少しでも制作に集中したいところですよね。
ブラウザのキャッシュくらいで、無駄な時間を使わないように、悩んでいる方は一度試してみてください。

私のおすすめは、Chromeの拡張機能です。
ただ、Chromeでしか使用できないので、別のブラウザはショートカットを覚える必要がありそうです。

しかし、メインブラウザだけでも解決できれば、負担は大きく減らすことができるので、ぜひ試してみてください。